ド派手に寝違えて接骨院に行った話

犬の理学療法

こんにちは、yumiです。

今日は朝から晩まで雨が降り続いていました。

ルナとミルクはよく寝ていましたが、毎日朝晩行っているお散歩に行けないって、すごくストレスを感じます…。

明日は晴れるそうなので、日の出とともに起きて、お散歩に繰り出そうと思います! 

 

1.首が痛くて起き上がれない

先日、朝起きたら首の後ろ右半分が痛くて、起き上がるのも一苦労だったため、接骨院を受診しました。

これまでも、ギックリ腰や捻挫したときなどに診ていただいている、明るくて頼もしい先生です。

いつも分かりやすく説明してくれて、あたたかい手で、力強くも優しい施術をしてくれます。

今回の症状としては、

・左の首の後ろから肩にかけて、ズキズキ痛む

・可動域がすごく狭くなっていて、ほとんど動かせない。

(具体的には、

 ・うがいしようとしても上を向けない、

 ・お散歩で左右の安全を確認しようとしても首だけは動かせない、

 ・しゃがむなどの体重移動でも痛む、など)

 

先生は首や肩の状態を確認するなり、一言。

「これは、ド派手に寝違えましたね~!」

「ド派手ってなに〜?!」と思わず反射で聞き返してしまったところ、

「ものすごく分かりやすく、ハッキリと首の骨がズレていますよ。」とのことでした。

 

2.首の構造と症状

首の骨は、頚椎(けいつい)という7つの骨(1つ1つの骨を椎骨といいます)が積み重なって形成されているのですが、今回ズレていたのは下の方。

(痛くて何番目かは聞きそびれてしまいました。)

寝違えたその日に受診できればよかったのだけど、休診日だったので1日経過してからの受診となりました。

なんと、その1日のあいだに、下の椎骨のズレをかばううちに真ん中の椎骨もズレてしまっていたのだろうとのこと。

 

そのズレに伴って周辺の筋肉も張って炎症を起こし、カッチカチになっていました。

どうりで熱が出てきたわけだ…。

保冷剤で冷やしながら電磁波を当てて、先生の手技(と、全長12cmくらいの銀色の小さなトンカチみたいな器具)による施術をしていただいたら、さっきまでの痛みがウソのように引いて、首も肩もだいぶ可動域が戻ってきました。

毎度のことながら、すごい先生だなぁ。

ちなみに、ズレを調整するために小さなトンカチのような器具で軽く患部を打たれるのが地味に痛い(ガチン!って音も何だか怖い)ので、今回は体の力を抜くのがけっこう難しかった…。

一応、先生の名誉のために補足すると、手技で全部調整することもできるのだけど、私が怖がりで痛がりなので、選択肢の中でいちばん痛みが小さいであろう道具を使っての治療をしてくださいました。

先生、いつも本当にありがとうございます!

犬の理学療法の講義でも、効果を最大限発揮するためには、

「体の力を抜いてもらうこと」が必要と習ったのですが、痛みがある状態で体の力を抜く(リラックスする)って、けっこう難しいということを体感しました。

 

まずルナとミルクに関しては、

「ママが触ると、痛みや不快感が減って楽になる」と思ってもらえるように、引き続き勉強と実践あるのみだなぁ。

3.原因と対策を聞いてみた

何か再発防止策はないかお聞きしたところ、

「寝違えはいわば運なので、予防はできないですね(ニコ)!」

「ただ、今回は、右の肩甲骨周りの筋肉がだいぶ凝り固まっていたから、そのせいで首に繋がる周辺の筋肉が肩甲骨側に引っ張られて、寝違えでトドメが刺されたんだと思う。」

肩こりが寝違えの原因になることもあるから、予防策としては

・後ろ回しの肩回しやストレッチなど(肩周りの筋肉や関節が固まらないよう、可動域が狭くならないようにする)

・運動としては、散歩がおすすめ。歩くとき、腕は後ろに振る。

前方向へは、その反動で勝手に振られるくらいでいい。

とのことでした。

ちなみに、なぜ寝起きが一番痛いのか聞いたところ、寝起きは痛みが一番出やすいタイミングなのだそうです。

外部要因として、睡眠の質や寝具の相性などがあるのですが、

主な理由は、

・睡眠時や安静時には副交感神経が主に働いて、内臓(&修復)に血液をたくさん取られてしまうため、筋肉の方は血行が悪くなり、硬くなってしまうから。

寝起きに痛くて身動きができないと焦るかもしれないけれど、時間の経過(脳と体の覚醒)とともに血行も良くなってくるそうです。

無理やり動かさず、少しずつ時間をかけながら、体勢を整えていくと良いとのことでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんと大切なワンちゃんが健やかに過ごせますように。

それでは、また。

犬の食事療法インストラクター師範
ASN認定アニマルホリスティックケアセラピスト
yumi

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