久しぶりの更新になりました。
今日は七夕ですね。みなさんは何か願い事、しましたか?
私は「うちの子たちが、健やかに長生きできますように。」毎年、同じことを願っています。そのためにできること、勉強(理解)→実践→の復習のサイクルを今日もコツコツやるだけ。
寿命がいつまでか、なんて誰にも分からないけど、できることはまだまだある、と信じてるから。
さて、関東地方は梅雨の真っ只中。去年に続いて今年も雨が少なく、なんだか変な梅雨ですね。からりと晴れたと思ったら、曇っているのに蒸し暑い日もあって、体調管理のむずかしい季節です。
みなさんとワンちゃんはいかがお過ごしでしょうか?
今日は以前からこの季節にお届けしたかった、「梅雨と食中毒」について書きました。
「手作りごはんをあげているから、うちの子は健康」——そう思っていても、梅雨の時期だけは少し立ち止まって考えてほしいことがあります。この季節、手作りごはんには、市販のドッグフードにはないリスクが潜んでいます。
365日手作りごはんを作り続けてきた経験から、梅雨に食中毒が起きやすい理由をお伝えします。
食中毒の原因は「目に見えない」
食中毒の主な原因は細菌です。代表的なものにサルモネラ菌・カンピロバクター・黄色ブドウ球菌があります。これらは肉や魚・卵などにもともと存在していることがあり、「新鮮そうに見える」食材にも潜んでいることがあります。
厄介なのは、細菌が増えても、においや見た目がほとんど変わらないこと。「においや見た目に変化がない=安全」ではなく、食中毒につながることがあるということを、ぜひ知っておいてほしいのです。
なぜ梅雨は特に危ないのか
細菌が爆発的に増殖する条件は3つあります。
- 温度:20〜40℃
- 水分:湿度が高い環境
- 時間:室温に放置される時間
梅雨の時期はこの3つがすべて揃います。気温が30℃を超える真夏ほどではないにしても、高湿度が細菌の増殖を後押しします。「まだそこまで暑くないから」と油断しやすいこの季節こそ、実は最も注意が必要です。
さらに手作りごはんには、市販のドッグフードと決定的に違う点があります。保存料・添加物が一切入っていないことです。これは体に優しい反面、細菌が増えやすい環境でもあります。
特に危ない食材
生肉・生魚
カンピロバクターやサルモネラ菌のリスクが高い食材です。加熱が不十分だったり、調理後に室温で放置したりすると一気に危険な状態になります。
レバー・内臓系
栄養価が高く手作りごはんで人気の食材ですが、水分が多く傷みやすいのが難点です。梅雨の時期は特に鮮度に気を配る必要があります。
卵
殻の表面にサルモネラ菌が付着していることがあります。割ったあとの卵液は、時間をおかずにすぐ使いきることが大切です。
加熱した野菜・煮物
加熱済みだから安心、と思いがちですが、煮た後に常温でゆっくり冷ましている間にも、細菌は増えます。冷ます時間が長くなるほど、リスクが上がります。
やりがちなNG行動
✕ 調理後に常温で長時間放置する
調理が終わったら、できるだけ早く食べさせるのが基本です。「少し冷ましてから」のつもりが30分・1時間と経過してしまうことがあります。
✕ 作り置きを何日も使い続ける
冷蔵庫に入れていたからといって、安全とは限りません。特に梅雨は冷蔵庫を開け閉めする回数が多くなる季節でもあります。
冷蔵保存の目安は、一般的には3日までと言われています。ただ、私の経験では2日までが安心だと感じています。というのも、茹でた芋類は3日目あたりで表面に粘りが出たり、ブロッコリーや小松菜は鮮やかさが失われ、くすんだ緑色になったりと、見た目にも変化が出てくるからです。
✕ まな板や包丁を肉と野菜で使い回す
生肉を切ったまな板で野菜を切ると、細菌が野菜に移ります(二次汚染)。肉用と野菜用を分けることが基本ですが、難しい場合は野菜を先に切る等の工夫が必要です。
✕ 食べ残しをそのまま器に残しておく
「また後で食べるかも」と思って置いておくのはNGです。食べ残しは迷わず処分する習慣をつけましょう。
✕ 「においが大丈夫だから食べさせる」
前述の通り、細菌が増えてもにおいは変わりません。嗅いで確認するという方法は、食中毒の判断基準にはなりません。
手作りごはんを安全に続けるためには、まずリスクを正しく知ることが大切です。次の記事では、実際にわが家でやっている具体的な対策と、万が一食中毒のサインが出たときの対処法をお伝えします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんと大切なワンちゃんが健やかに過ごせますように。
それでは、また。
犬の食事療法インストラクター師範
犬の理学療法インストラクター師範
ASN認定アニマルホリスティックケアセラピスト
yumi


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