初夏の小さなお客さん

生き方

こんにちは。yumiです。

 

5月も半ばになりました。

木々の葉は若々しく輝き、頬に当たる風はひんやりとやわらかい。

朝んぽが気持ちいい季節ですね。

 

何より、ルナとミルクがハァハァつらそうじゃないのが、嬉しいです。

ふたりとも涼しい顔で1時間以上、ルンルンと歩きます。

毎年この時期くらいから、庭にお客さんがやってきます。

小さな鳥さんなのですが、みなさんもうお察しでしょうか?

そう、スズメです。

 

「ええ〜!ツバメじゃないんかい!」と思わずツッコんでしまった方。

気が合いますね。私もです。最初はツバメだと思っていました。

 

彼らが訪れるようになったのは、おととしの今頃だったでしょうか。

窓の外から「ピィピィ。」と、か細く、守ってあげなければと思うような小さな鳴き声が聞こえてくるのです。

 

「何か、いるのかな…?」と庭を見回ると、雨どいの辺りから、鳥の雛のような生き物が複数、顔を出しています。

(ルナとミルクはリビングで待機です。

ミルクはスズメからタカまで、どんなサイズの鳥でも追いかけ、

ルナはムクドリやハトなど、体長30cm以上の大きさの鳥を庭で見かけると、追い払おうとするので。。何ともイヌらしいイヌたちよ…。)

 

夫とふたり、庭で息を潜めて観察していると、一羽の鳥が、軒下に向かって飛んできます。親鳥がヒナに虫でも運んできたのかな。

「ツバメかな?やっと、うちにも来てくれたね〜!」なんて喜んでいたら、現れたのは濃淡さまざまな茶色の、街のあちこちで見られる、スズメでした。

 

お察しの通り、今年も我が家の雨どいの下に巣を作ったのは、スズメです。

ツバメは来ませんでした。

なぜ、うちは選ばれなかったの〜。

 

たぶん、スズメが先に、文字どおり陣取ってるからだよね。

いいの、いいの。

絶対にツバメに来てほしい!と思っているわけじゃないし。

 

波の音や鳥のさえずりには、健康増進効果があるということが科学的に解明されているし、庭で虫取りや砂浴びをする姿を見ると、癒されますからね。

参考サイト:「波の音や鳥のさえずりに健康増進効果

(カールトン大学(カナダ)のRachel Buxton氏らによる研究結果「Proceedings of the National Academy of Sciences」4月6日号)

 

庭の植物が生い茂るとアブラムシ、コガネムシ、てんとう虫、ミミズなどが増え、

その虫を食べるために、スズメやハクセキレイ、ムクドリ、ハト、カラスなどが現れ、

鳥同士の縄張り争いのようなものも起こる。

地域猫が庭で息を潜めて、小鳥を狙っている日もあります。

ネコが大好きなミルクが庭に出ると、鳥もネコも逃げちゃうんですけどね。

 

生き物の生態や行動学などを間近で観察できる環境に感謝しています。

これから夏にかけて、厳しくも自由な彼らの暮らしを、陰ながら見守っていきたいな。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんと大切なワンちゃんが健やかに過ごせますように。

それでは、また。

犬の食事療法インストラクター師範
ASN認定アニマルホリスティックケアセラピスト
yumi

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