こんにちは、yumiです。
チョコちゃんを迎えてからというもの、ご近所さん、友達やインスタのフォロワーさん等をはじめ皆に
「フレブルファンの私がなぜチワワの保護犬を迎えたのか」と聞かれます。
そういえば、あまり話したことがなかったかも。
結論:物心ついた時から、チワワと暮らしていたから
結論から書くと、物心ついた時から、チワワと暮らしていたからです。
2008年にイヴを迎え、2020年にはルナを、2023年にミルクと、
自分で育てる犬はフレンチブルドッグを選んできたけれど、物心ついた頃から、実家にはチワワがいました。
今日は、私の愛した2匹のチワワをご紹介します。
1匹目:チーカマ(スムースコートチワワの女の子)
初めて共に暮らしたチワワの名前はチーカマ。
スムースコートチワワの女の子(毛色:クリーム)。
私が3歳〜12歳くらいの頃まで、一緒にいました。
チーカマは元々は叔母(母の妹)の犬でした。
母の話によると、叔母宅にはチーカマとオスのチワワがいて、2匹の間に子犬が1匹生まれたものの、3頭になってから仲が悪くなり、オスたち(夫と子犬)がチーカマをいじめるようになってしまったそう。
叔母は悩んだ末に、母にチーカマを引き取ってくれるよう頼んだのでした。
当時、うちにはポメラニアンのミッキー(オス、チーカマと同年代)がいたのですが、ミッキーはチーカマのことをすごく気に入ったようです。
あっさりとボスの座を譲り渡し、いつもそばにいて嬉しそうでした。
隙あらばくっつくから、たまに「ウザい!」って怒られてたけど、そんなときでさえ、ミッキーは嬉しそうだった(笑)
最初の旦那とは折り合いが悪かったけど、次の旦那には溺愛されて、幸せだったよね。(はたから見ると、ボスと子分って感じだったけど笑)
そういえば子どもの頃、叔母に「なんでチーカマっていうの?」と聞いたら、
「チーズかまぼこが大好物だから」って返ってきたけど、
あれは叔母の好物だったのか、はたまたチーカマの好物だったのか…。
叔母は数年前に他界しているので、今となっては知る術もありません。
母にとにかくよく懐いていて、寝る時もテレビを見ているときも、母にくっついている子でした。
私たち子どもに寄ってくるのは人間の食事中か、母が不在のときだけ。
気位が高く、女王様のような犬だったと記憶しています。
私と妹にはちょっとしたことで鼻にシワを寄せて唸ったり、ときに咬んだりしたけど、母には一切しなかったそうです。
たまに、「寒いから抱っこして…」と甘えてくるところが、すっごく可愛かった。
今風にいうと、まさにツンデレといったところかな。
チワワの気の強さ、愛らしさを教えてくれた子がチーカマでした。
2匹目:桃(ロングコートチワワの女の子)
次に暮らしたチワワの名前は、桃。
ロングコートチワワの女の子(毛色:レッド&ホワイト)。
私が19歳〜22歳くらいまで、実家で一緒に暮らしました。
(その後は当時の彼氏(今は夫)と同棲するためイヴを連れて実家を出たので、桃と暮らした期間は短かった。)
以降も桃はイヴと過ごすことが多かったから、覚えている方もいらっしゃるかしら。
母によると、桃と出会ったのは「犬の移動販売会」だったそうです。
父と母がドライブに行った先の、郊外の貸し倉庫みたいな場所で土日限定で開催されていました。(今はあまり評判の良くない販売方法ですね…)
私が帰宅すると、「ちょこん」とこちらを見上げる子犬。
生後3ヶ月くらいだったかな、毛がふさふさで足が短いから「コーギー?」と思ったくらい、チワワには見えませんでした。
初対面から私にも甘えてくれて、撫でると喜んでくれて、ほんとに可愛いかった。
基本的に母にべったりだけど、私や妹が帰宅すると、しっぽをブンブン振って出迎えてくれました。イヴにトイレや序列を教えてくれたり(もちろん桃がボスw)と、面倒見の良い姉御肌という感じの子でした。
基本的に穏やかで手のかからない子だったけど、唯一、家族が手を焼いていたのが、「盗み食い」でした。
ミントガムやコンビニのおにぎり、あろうことかフライドチキンまで盗み食いするほど、好奇心&食欲旺盛だったの!
あれはいつかのクリスマスのこと。
台所で夕食の準備をしててリビングに戻ると、桃が部屋の隅で丸まって、唸っていました。
「どうしたの?具合悪い?」と体に触れようとすると、「ガウっ!」というけど、咬んではこない。
おかしいと思い抱き上げると、ケンタッキーのフライドチキンを咥えているではないか!
幸か不幸か、持ち手のあるタイプのチキン、の肉の方。
どう見ても飲み込むことは出来ないのに、離すまいと、チキンに食らいつきながら、器用に唸っていました。
その体重2kgほどの小さな体のどこに、そんなパワーがあるのか。
不思議に思いながら、片手で抱き上げ、もう片方の手でなんとかチキンを取り上げたのでした。
(母に手伝ってと言ったら、「やだ!怒ってる桃、怖いんだもん。」と見ているだけだったので(苦笑))
桃には登れないだろうと、チキンをテーブルに置いてその場を離れたのが良くなかった。
今の私だったら絶対にやらないけれど、実家はその辺りがゆるゆるだったので、時折こういったハプニングが起こっていました。
思い返せば、どれも冷や汗と笑いが背中合わせの出来事だったけど、桃にはたくさん笑わせてもらいました。
余談ですが、桃は夫が大好きで、母の旅行などでうちに預けられるたびに、夫の腕の中や膝の上でうっとりと過ごしていました。
イヴは「ママ命!ママ、ごはん、おもちゃ…パパ?何番目かなぁ…。」
みたいな子で、夫には塩対応だったので、べったり甘えてくれる桃にハートを度々撃ち抜かれたそうです。
長くなりましたが、桃の写真を添えて、締めくくりたいと思います。
チーカマの写真は、ケータイもない時代だったから、手元にありません。今度、母が持っていたら写真を撮らせてもらって追記したいな。
チーカマと桃、ふたりのおかげで、今度はチョコちゃんというチワワと暮らすことになったよ。
ふたりに教えてもらったことを活かしながら、大切に育てていくね。
空から見守ってくれたら嬉しいな。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんと大切なワンちゃんが健やかに過ごせますように。
それでは、また。
犬の食事療法インストラクター師範
犬の理学療法インストラクター師範
ASN認定アニマルホリスティックケアセラピスト
yumi
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