梅雨入り前後に気をつけること

犬と運動

こんにちは。yumiです。

ルナミル地方は爽やかな青空模様から一転、雨や曇りの日が続いています。

沖縄地方はもう梅雨入りしているようですね。

 

予報によると、関東地方の今年の梅雨入りは6月10日頃だとか。

えっ!こんなにジメジメしているのに、まだなのね…

と、気持ちも少しジメッとしてしまいます。

 

梅雨、苦手なんです。

気温が下がるから冷えやすいし、硬くて太くて多いという三重苦の髪の毛がうねって、ふくらみ、3割増しくらいのボリュームになっちゃうし。

私の気分が下がってばかりいると、ルナとミルクを不安にさせてしまうので、露に濡れた庭の木々を眺めながらストレッチしたり、美容院で縮毛矯正をかけてもらったりして、気分を上げていこうと思います。

 

梅雨時期に起こりやすい不調

さて、梅雨入りも間近となりましたが、みなさんとワンちゃんはいかがお過ごしでしょうか?

おなかの調子を崩していたり、皮膚の状態が良くない子はいませんか?

 

気圧の乱高下、寒暖差などで自律神経のバランスが崩れたり、代謝が落ちることで冷えやすくなるため、梅雨時期は体調を崩す子も多いです。

具体的には、頭痛、むくみ、消化不良、下痢軟便、皮膚炎、神経痛などが起こりやすい時期かなと思います。

 

先住犬のイヴは、毎年この時期くらいから、膿皮症に悩まされていました。

膿皮症とは、皮膚にボコボコしたかさぶたができて、かゆみや脱毛が引き起こされる皮膚炎の1種です。

当時はかかりつけ医を受診して、薬用シャンプーや飲み薬で対処していたけれど…

 

犬の食事療法と理学療法で生理学や解剖学を学んで、体に合ったごはんを作れるようになった今なら、すぐに改善できるし、なんなら膿皮症にすらさせないのに…と申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

その反省をルナとミルクに活かしているおかげか、今年もふたりはツルツルさらさらの美しい毛並みを維持しています。

快食・快便で、これといった悩みがないのが、あえて言えば悩みといえるでしょうか。

 

不調を根本から改善するために大切なこと

イヴとルナミルの違い、それはズバリ食事と運動(お散歩)です。

「皮膚は腸の鏡」とも呼ばれており、腸内環境が整っていれば、おのずと皮膚も整ってくるため、まずはお腹の調子を整えることが必須となります。

 

さらに腸は免疫の約70%を司るともいわれているため、腸の免疫力が上がると、病気になりにくく、なっても治りやすいという、腸活は心身にとって良いこと尽くしなのですね。

(※私のいう「腸活」は巷で流行っている「腸活」とは少し違うので、ここでは割愛します。リクエストがあれば、別記事で投稿しようかな。)

 

1.体の内側から整える「食事」と「水」

では、免疫力を上げるためには具体的に何をしたら良いのでしょうか。

生きるためにはもちろん、腸内環境を整えるために必要なのは、良質なタンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維。

人間の栄養学では5大栄養素と呼ばれているものですね。

これらをできるだけ加工食品(例:製造から時間の経った、酸化したドッグフードなど)ではなく、新鮮な食材から摂ることが必要です。

 

また、同じくらい大切なのが、新鮮な水。

体の約70%は水分で出来ているので、水分をこまめに摂って、体液がスムーズに循環するようにしてあげる必要があります。

 

2.体の外側から整える「運動」

そうして食事で摂取した栄養素と水分が必要な分だけスムーズに体内の各所で使われ、余分なものや老廃物はきちんと排泄されるように、運動(おもにはお散歩ですね)で腸の動きや血液の流れをスムーズにしてあげる。

食事と運動の量と質、この2つがその子の体に合っていることで、良い状態を保ちやすくなります。

 

現在ワンちゃんの体調不良でお悩みの方は、このどちらか、またはどちらも見直してみることをオススメします。

 

3.ときにはセカンドオピニオンを受ける勇気を持つことも大切

おそらく、このブログを読んでくださっている人は、すでに動物病院で診ていただいたり、処方された薬で治療を試みている人が多いのではないでしょうか。

ただ、ワンちゃんがあまりにもつらそうだったり、不調が改善されず深刻な場合は、漢方やホリスティックケアを得意とする獣医さんの診察を受けて、まず大きな不快感を緩和してあげることも必要だと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんと大切なワンちゃんが健やかに過ごせますように。

それでは、また。

犬の食事療法インストラクター師範
ASN認定アニマルホリスティックケアセラピスト
yumi

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