「春分」が体にもたらす変化

犬の食事療法

春分の日とは

こんにちは。yumiです。

先日3月20日(水)は「春分の日」でした。

春分の日って、どんな意味があるんだろうと思ったことのある人、いませんか?

私は思っていました。

春分の日とは、国民の祝日の一つで、1948年に法律で制定され、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ。」ことを目的とした日だそうです。

二十四節気にも「春分」があり、一言で表すと、昼と夜が同じ長さになる頃。

雀が巣をつくり始め、桜が開花し、本格的に春が到来します。

出会いや別れ、新生活のはじまりなど変化が多いのもこの時期ですね。

どうして年によって日にちが変わるの?

ふと疑問が浮かんだので、調べてみました。

太陽が春分点を通過する瞬間を含む日を「春分日」といい、

春分の日とされています。

春分点を通過してから(春分の日)から、次の春分点を通過する日(次の春分の日)までは約1年(=365日)ですが、地球が太陽のまわりを回るのにかかる日数は365日ちょうどではなく、平均すると365日と6時間足らずの端数なのだそう。

そのため、毎年約6時間ずつ遅くなっていき春分日(春分の日)の日付がずれることがあるのですね。(ただし、うるう年の関係などからどこまでもずれ続けることはないのだそうです)

(参照: 国立天文台Webサイト 

https://www.nao.ac.jp/faq/a0302.html

イヌの体に起こる気をつけていただきたい変化

話が逸れましたが、ワンちゃんと暮らす人に気をつけていただきたいのは、

これから日照時間が伸びていくことなどの影響で、

体のリズムも少しずつ変わっていくということ。

どんな変化が起こるのか。

細かく挙げるとキリがないのですが、大きなもの3つはこちらです。

・冬(寒い)から春(暖かい)に気候が変わるので、変化に適応するために心身に負担がかかる

・明るい時間が伸びる=代謝が上がる(エネルギー消費量が増える)

・気温が上がる=体温も上がるため、体内の水分が抜けやすくなる

若い子で元気な子は多少の揺らぎは体に響くことは少ないと思いますが、

気をつけていただきたいのはパピーや、3歳までの成長期の子、

言わずもがな、7歳以上のシニアの子や、持病があったり不調を抱えている子。

カウンセリングに来てくれたワンちゃんやフォロワーさん、

お友達のインスタを見ていると、

この時期は消化不良や下痢、嘔吐、皮膚のトラブルが多い印象なので、

大丈夫かな?と心配しています。

現在7歳9ヶ月のルナと2歳5ヶ月のミルクは、

1年を通じてほとんど病院のお世話になるような不調もなく過ごしているので、

実体験が伴っていなくて申し訳ないのですが。

春から夏にかけて外耳炎や膿皮症で病院に通っていた頃と比べるとウソみたいだけど、

食事や運動をその日の天気や体調に合わせて調整していることも一役買っているのかなぁ。そうだといいな。

不調の根本的な原因を探すことの大切さ

一般的に、「むくみにはこの食材!」「皮膚にはこの食材!」と

話題になることも少なくありませんが、不調が出ている場合は、

「いま食べているもの・生活環境」を見直すことが必須だと

私はカウンセリングやレッスンでお伝えしています。

・食べ過ぎていないかな?

・過酸化脂質(ドッグフードの脂質含有量が多ければ多いほど、過酸化脂質も多く含まれる)を取り過ぎていないかな?

・お散歩など、犬種やその子に見合った量と質を提供できているかな?

ワンちゃんの体の不調で気になることがあるときは、

ぜひ、根本的な原因を探してみていただければと思います。

(※当然ですが、遺伝性疾患やウイルス性感染症、急性の怪我などは

この限りではありません。)

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんと大切なワンちゃんが健やかに過ごせますように。

それでは、また。

犬の食事療法インストラクター師範
ASN認定アニマルホリスティックケアセラピスト
yumi

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