こんにちは。yumiです。
諸事情により、今日からwi-fiが最大3日間使えなくなるため、せっせと書いています。
このブログは「愛犬が健やかに長生きできるように」がテーマなので、
今日は気になっている方も多いであろう、春の不調とケアの方法について投稿しますね。
1.春という季節
みなさんは、春というとどんな天気をイメージされるでしょうか?
私は桜が好きなので、春といえばパッとその頃(関東では4月上旬頃)が思い浮かびます。
ぽかぽか陽気で、外出するときはパーカー1枚を羽織るくらいがちょうどいいかなと。
細身で筋肉質、体脂肪率13%の夫はそろそろ「今日は暑いな~」とか言って
半そででウロウロし始める時期ですが、それは置いておいて(笑)
春の特徴はいくつかありますが、
「短い期間で天気が変わる」という点を押さえておいていただきたいです。
冬型の気圧配置が続かなくなり、低気圧と高気圧が交互に通過するようになると、
短い周期で天気が変わり、暖かい日や寒い日が交互に現れて日々の気温変化が大きくなります。
三寒四温の文字の通りですね。
日中と夜の気温変化が大きい点にも注意が必要です。
2.心身にかかる負担
春は、昼と夜の寒暖差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなります。
そのため、なんとなく調子が悪い、といった症状が出やすいのです。
神経は体のすべての臓器や器官や組織の働きを制御する器官で、
そのうちの自律神経は体に「動け(活動して)」と指示をする交感神経と、
「休め(リラックスして)」と指示をする副交感神経が
交互にバランスを取りながら、生命活動をコントロールしています。
具体的には、
・心拍
・体温
・消化
・代謝
・水分と電解質のバランス
・唾液、汗、涙などの体液の分泌
・排尿、排便
・性的反応
・睡眠
・ストレスによる変化への対応
など、制御範囲はとても広大です。
この複雑なシステムが大きな寒暖差によって乱れることで、
春の自律神経の乱れは起こります。
例えば…
気温の変化により、体温調節で疲労することで、だるさや倦怠感が生まれる。
気圧の変化で、消化器の動きが鈍くなることで便秘に、早まり過ぎることで下痢に、
他には頭痛や吐き気などが起こる。
日照時間が徐々に長くなることで、寝る時間が遅くなったり、目覚める時間が早くなったりする。
自律神経は睡眠をコントロールするしようとするので、就寝時刻と起床時刻がずれると、
その分激しく働かなければなりません。これが乱れを生みます。
3.おうちでできるケア
ここまで、春は朝晩の気温差、気圧の乱高下、睡眠時間の乱れなどにより、
自律神経のバランスが崩れやすいとお伝えしてきました。
では、少しでもダメージを軽減して、健やかに過ごしやすくするためには何をしたら良いでしょうか。
実は、ヒントはここまででお伝えした言葉の中にあります。
キーワードは、「寒暖差」、「体温調節で疲労する」、「バランスが乱れる」。
ということは、その逆を意識すれば良いのです。
寒暖差で体に負担がかかるのだから、外に出るときに、着られる子はお洋服や腹巻をつけて、
体温を保つ(冷えから守る)工夫をして感じる寒暖差を小さくする。
体温調節で疲労するのだから、お散歩前には窓を開けて外の寒さに慣らしてから出かける。
シニアの子や体調が優れない子は、早朝や深夜、強風が吹いているときなど、
1日の中でも冷え込む時間帯のお散歩は避けたほうがベターです。
自律神経のバランスが乱れやすいのだから、夜更かしをせず、明るくなったら起きて、
就寝時間と起床時間を毎日同じに設定するなどして、自律神経のリズムを一定に整える。
いかがでしょうか。サプリや特別な道具を使わなくても、
今日からできそうなことが色々ありそうですね。
元気な子も、体調が優れない子も、ぜひ意識して行っていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんと大切なワンちゃんが健やかに過ごせますように。
それでは、また。
犬の食事療法インストラクター師範
ASN認定アニマルホリスティックケアセラピスト
yumi
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