こんにちは。yumiです。
昨日は「ルナとミルクが仲良しな理由」を前編・後編にて考察してみました。
結果的に、ルナとミルクは驚くほど良好な関係を築いているわけですが、
最初からそうなると思っていたわけではありません。
では、なぜミルクを迎えることにしたのか。
多頭飼いをする前に私が考えたことについて、今日は投稿したいと思います。
具体的な方法を解説してくれているラジオがあったので、
前半部分を一部翻訳してお届けします。
『Adding Another Pet with Erika Austin』
「新しくペットを迎えるときに考えるべきこと」
(エリカ・オースティン先生、CPDT-KSA認定トレーナー)
ご興味のある方はぜひ聴いてみていただければと思います。
1.自分がどんな犬を求めているのか考える
ブリーダーから迎えるのか、保護犬か、犬種、エネルギーレベルや性格が合う子を求めているのか。
目的の犬種があるのなら、できるだけ最新の犬種図鑑でその犬種について調べて、
犬種特性を知っておくことは欠かせません。
べったり触れ合いたいのか、サバサバしていて、ある程度の距離を保って付き合える子がいいのか。
ランニングやエクササイズの相棒がほしい、一緒に外出を楽しみたい、どちらかといえばインドア派など、
自分のエネルギーレベルに合った犬を選ぶことも大切です。
例えばインドア派で、お散歩は近所を10分くらい、週末に公園に行くくらいがいいという人は、
必要運動量が膨大なジャックラッセルテリアを迎えるのは考え直したほうがいいかもしれません。
ちなみに私はインドア派ですが、基本的に、
迎えた子に合わせてライフスタイルを変えるタイプです。
先代のイヴはお散歩があまり好きではなかったので、1日1~2回、歩いても15分くらいでしたが、
ルナとミルクは鼻息荒く家を飛び出すほどお散歩が好きなので、
1日2回、毎回1時間ほどは歩いています。
フレンチブルドッグのルーツは、18世紀の産業革命下でイギリスのレース職人が
フランスに持ち込んだイングリッシュブルドッグだといわれています。
レース職人の足元でお昼寝して、休憩や買い出しの際に共に外出し、
室内ではネズミを狩って生活していたという説もあるそう。
お空組のイヴや、ルナとミルクと過ごしていると、
たかだか140年くらいでは犬種の特性というのは
そう簡単には変わらないのだなと折に触れて思います。
この記事を書いているときも、まさにルナとミルクは私のそばでグゥグゥ寝ていました。
(コーヒーを飲みながら、どら焼きを食べていたら、知らぬ間にルナがわきの下に待機(笑))
2.先住犬が他の犬に対してどんな反応をするのか観察する
新しく迎える前に、愛犬が多頭飼いに向いているのかどうかを調べる必要があります。
ドッグランや犬の幼稚園(一時預かり)、犬がいる広い公園などに行って、
他の犬に対して先住犬がどんな反応を見せるのかを観察すると良いです。
ただし、犬が苦手と分かっている子は、無理に入れると
さらに犬が苦手になってしまう可能性が高いので、無理強いは禁物です。
リードを短くして(その子の意思による行動を制限して)無理やり近づけるのではなく、
ある程度自由に行動できるようにして、その子の意思を尊重する。
他の犬を遠くから注意深く観察するのか、自分から近づいて匂いを嗅ぐのか、
友好的なボディランゲージで他の犬を遊びに誘うのか。
ルナはお散歩でもドッグランでも、相手の体格の大小構わず挨拶に近づいたり、
遊びに誘ったりしていたので、いつかご縁があったら、
妹分をお迎えするのもいいなと思っていました。
3.先住犬と新入り犬を初めて対面させるときに気をつけるべきこと
いざ新入り犬を迎えるときは、家族などに協力してもらい、
1匹に対して1人がリードを付けてそばに付いてもらいます。
対面の場所は、双方の犬にとって、中立的な場所が理想的です。
言い換えると、自宅の庭や、いつも行く公園など、
片方が自分のテリトリーだという認識がない場所が良い。
事前に動画などでボディランゲージを勉強しておいて、
匂いを嗅いだり、探索したり、犬がリラックスしているのか、緊張しているのかなどを
観察することが大切です。
大丈夫そうなら手からリードを離して、犬同士がどう関わるかを見てみる。
取り合いにならないよう、一定の距離を取って一緒におやつを食べるのもオススメです。
「ここで、あの犬がいると、おいしい食べ物がもらえた!」
と良い経験として脳にインプットされるから。
その他
ラジオ『Adding Another Pet with Erika Austin』の後半では、
・迎えたあとに気を付けるべきこと、333ルール
・犬同士のトラブルや悩み事があるとき
・どんな犬にも役に立つトレーニングのすすめ
なども分かりやすく解説されています。
ご興味があれば、お時間のある時にでも聴いてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。
ひとりっこも多頭飼いも、犬の尊さに変わりはありませんが、
できることなら、その家に暮らすみんなが、ほどよく快適に安全に暮らせるほうが良いですよね。
「多頭飼いに興味がある」
「うちの子はひとりっこの方がいいのかな?」と迷っている
この記事がそんな方々のお役に少しでも立てれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんと大切なワンちゃんが健やかに過ごせますように。
それでは、また。
犬の食事療法インストラクター師範
ASN認定アニマルホリスティックケアセラピスト
yumi
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